1:上位から4番目以降は、表示義務がない
20種類の原材料による加工品であれば、重量順に上位3種の表示は必要…
仮に、残り17種類のすべてが遺伝子組換えであったとしても、残り17種類は記載無しでOKです。
2:重量割合が5%未満なら表示義務がない
仮定の話として…醤油で考えてみると…
大豆が全重量の90%。残りの10%が小麦で、残り4%分が遺伝子組換え小麦の場合でも、この4%分の小麦に表示義務はありません。そして表示は「遺伝子組換えでない」と記載できます。
3:5%以内の遺伝子組み換えの混入は認められている
上記同様、「遺伝子組換えでない」と表示された納豆に4%の遺伝子組換え大豆が混入していても、問題なしということです。
日本が認めている遺伝子組換えの輸入作物8種
トウモロコシ、大豆、セイヨウナタネ、綿、パパイヤ、アルファルファ、テンサイ、ジャガイモ…これらの代表的な使い道はこのように使われています。
食材名 | 使い道 |
---|---|
とうもろこし | 果糖ブドウ糖液糖、水飴、植物油、飼料 |
大豆 | 植物油、飼料 |
綿 | 綿実油(植物油) |
パパイヤ | 生食 |
アルファルファ | “スプラウト”としてサラダやサンドウィッチ等 |
テンサイ | 甘味料、甜菜糖 |
ジャガイモ | フライドポテト、スナック菓子、でんぷん |
遺伝子組換え作物の影響は、私たちの見えない所で受けています!
内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
2024年2月28日号